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今の給料では生活が苦しいので生活保護を受けたいのですが給料をもらっていても生活保護の申請はできますか？

ご質問頂き有難うございます。
瀧が回答させて頂きます。

給料収入がある場合でも生活保護制度に申請できるかどうかというご質問ですが、生活に困ったときは申請が可能です。
しかし、生活保護を受けるためには要件があります。
・収入が生活保護基準より少ない
・資産を活用しても生活できない
・働けない
・働く場がない
・年金や手当など、他の制度を遣っても生活保護基準に満たない

などの要件です。
扶養義務は活用はしなければなりませんが、要件ではありません。

〈生活保護基準〉とは
「生活保護基準」は「お住まいの地域」と「年齢」、「世帯構成」によって変わってきます。

〈厚生労働省の生活保護制度のサイトです〉
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/

生活保護制度援助を受けるためには、自分の意思で「申請」をする必要があります。
つまり、生活に困っているからといって国から助けに来てくれるという制度ではありません。
一般的に「生活保護」というと良いイメージを持たれていないかもしれません。
自力でなんとかできるだろう、という目が気になってしまうからです。
しかし、生活に困ったときは、誰でも・いつでも・どこに住んでいても、過去のことや生活に困った理由によらず、自由に申請できる制度が生活保護制度です。
憲法は「健康で文化的な最低限度の生活」を保障していますし、生活保護制度は、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長することを趣旨としています。
生活保護制度は、ご自身で自立をしていく手助けをするための制度です。
そのために「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されます。

まとめますと、給料収入がある場合でも、生活に困ったときは、生活保護制度に自由に申請が可能です。しかし、生活保護を受ける場合には一定の要件を満たす必要があります。